子育て問題って何?現在の子育て支援の現状や解決策について

子育てを経験した人はもちろん、これから経験する人も含めて大変そうだと感じているのではないでしょうか。

とくに現代では、共働きが当たり前のような時代になっていますし、満足できない給料と多くの税金を支払うため少ないお金でやりくりをしなければなりません。

そこで今回は、子育て問題についてお話ししますので参考にしてみてください。

今起こっている子育て問題について

昔と今は、生活の仕方が大きく変わりました。

たとえば、一昔前は結婚すれば専業主婦という選択肢があたりまえでしたが、今では共働きを選ぶご家庭が増えました。

なぜなら、昔とは違い税金の割合が増え手取り収入が減ってしまったからです。

また、景気がかなり悪くなっていることから平均年収も現状傾向にあります。

たとえば、1990年代の平均年収はおよそ455万円でしたが、2009年から2018年の間は418万円と大きく減少しています。

さらに近年では、未曾有のパンデミックにより、さらに平均年収が下がっているものと考えるべきです。

1990年当時は消費税も3%、国民年金額が8,400円だったのに対し、現在では16,000円を超えてしまいました。

結果的に、夫だけの給料では生活ができないため専業主婦が難しくなったわけです。

妊娠や出産を期に退職する女性が多い

根本的に、女性は子育て中にバリバリ働くのは不可能と言えます。

家事育児に専念したい、仕事と育児の両立が難しそう、退職勧奨されたなどの理由により、仕事を辞めている現状があります。

女性が仕事を辞めて育児に集中できるというメリットはありますが、その分の稼ぎがまったくなくなってしまうため、大きな問題として抱えている人たちが多いのではないでしょうか。

子育て問題の社会環境に関すること

子育て問題は、家庭内だけではなく外でもたくさんのことがあります。

ベビーカーの問題

住まいや環境によっては、車を持てない人がたくさんいるのは事実です。

そのため、小さな子どもをベビーカーに乗せて電車やバスで移動することもあるでしょう。

しかし、ベビーカーそのものが場所を取りますし、タイミングが悪ければ子どもが大泣きしてしまうこともあります。

結果的に、乗車している人たちからすれば迷惑と感じてしまうわけです。

とくに通勤時や帰宅ラッシュのときにベビーカーが乗車すれば、肩身の狭い思いで過ごさなければなりません。

治安の問題

一昔前に比べて、治安が悪化したように感じられる人は非常に多いのではないでしょうか。

とくに景気が悪くなればなるほど治安が悪くなる傾向にあるため、子どもがいるご家庭はかなり心配のはずです。

〇女性ばかりが頑張らなければいけない

子育ては父親も母親も両方が、同じ負担でできればいいですが、なかなかそうもいきません。

なぜなら、父親は大黒柱として1日中働いているからです。

ですから、子育ては母親に負担を強いられるということから、子育ては非常に難しい問題と言えます。

子育ての少子化問題について

子育て問題は、決してお金だけではありません。

とくに問題になっているのが少子化問題ではないでしょうか。

1950年代での出生数は200万人以上でしたが、2021年では76万人前後まで落ちこむと言われています。

つまり、昔と比べて3分の1ほどの出生数まで落ちこんでいるため、少子化問題となっています。

では、なぜここまで少子化になっているのでしょうか。

労働力が不足している

単純に子どもの数が減少傾向にあると、将来的な労働力は減ってしまいます。

労働力が減ると、経済が回らなくなってしまいます。

社会保障が不透明

現在は定年退職された人たちは、年金で生活できているかもしれません。

しかし、今の子どもたちが将来に年金を確実に受け取れるのかどうかと言えば、あやしいところがあります。

さらに、昔と比べて支払うものが多くなっているにもかかわらず、将来もらえるであろうものが減少、またはもらえる年齢が引き上げられつつあります。

地方の過疎化

一昔前までは、地方でもたくさんの子どもがいたため、活気があったかもしれません。

しかし今の若年者は、地方に仕事がなく不便なことから都会に移動しているという現状があります。

地方の過疎化が進めば、学校などの廃統合が進み、公共交通機関などのインフラ等もなくなってしまいます。

結果的に、子どもはもちろん大人も生活しづらい環境になってしまうというわけです。

子育ては保育園不足にも関連する

少子化が叫ばれているなか、保育園が足りずに困っているご家庭は非常に多い傾向にあります。

たた単純に保育園の数が少ないだけならいいですが、そこで働く保育士の待遇があまりよくない傾向にあり、園があったとしても働く人がいないということが起きてしまいます。

保育士は、子どもを扱う仕事ですから、常に集中しないといけない職種でもあります。

なぜなら、子どもが何かの拍子でケガをしてしまったら、大きなトラブルになるからです。

つまり、満足のいく給料がもらえないのに責任だけが重いということです。

子育てと仕事の両立は無理

子育てをしながら仕事をしている人は多いですが、かなりしんどい日々を送っているはずです。

子どもが突然体調不良になっても、なかなか気軽に休みを取れないですし、取れたとしても周りに気をつかわなければならないため、しんどいと思うものです。

子どもの体調不良により仕方なく有給休暇を消化してしまい、行事などに参加できなくなることも考えられます。

また、子どもを保育園に預けたいのに園に空きがないために、働けないということもあります。

子育て問題を少しでも解決するためには子育ての支援を活用

子育ての問題は、決して子どもの育てかただけではなく、少子化や社会情勢など幅広い問題となっています。

当然、自分たちではどうすることもできない、というのは本音かもしれまん。

ですが、私たちでも子育ての問題を解決できる方法があります。

教育や保育の場所を活用する

子どもを預ける場所と言えば、保育園や幼稚園ではないでしょうか。

近年ニュースでも取り上げられている待機児童などが問題視されており、子どもを気軽に預けられなくなりました。

そこで、少人数の子どもを保育する地域型の保育事業や、認定こども園が増えているため、待機児童の問題を解消できるような環境が整いつつあります。

子育て支援センターを活用する

はじめての子育てですと、何もかもが新しいことのため不安で仕方がないはずです。

そこで、地域の子育て支援センターを活用するべきと言えます。

地域により異なりますが、保育園や公共施設などで小さな子どもがいる親子の交流の広場として、子育て支援センターが利用されています。

たとえば、育児の相談をしたり病院などの情報交換をしたりできます。

同じ年齢の子どもがいる人たちが集まっているため、不安を解消し疑問を解決できます。

また、子どもも楽しめるように絵本の読み聞かせやふれあい、玩具の遊びなどを積極的に行っている施設もあります。

子育て問題のまとめ

子育てはとても難しいですし、問題だらけでもあります。

家庭内だけであればいいですが、外に出ても沢山の問題があるため、非常に難しいと言えます。

ですが、私たちでできることはたくさんありますので、利用できるものは利用して少しでも負担を減らすようにしてみてはいかがでしょうか。

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