この紙芝居は、ストーリーにそって、ふたりから楽しめるプログラミングの課題(クエスト)が用意されています。
クエストにチャレンジするにあたり、プレイヤーは[プログラマー]と[コンピューター]のいずれかの役割となります。
お子さまにプログラミングを体験いただく場合、お子さまがプログラマー、大人の方がコンピューターとなるでしょう。
役割が決まったら、テーブルなどの平らなスペースをはさんで向き合います。紙芝居の表紙をめくってさぁ物語の始まりです。

コンピューターは物語を1枚読むごとにプログラマーの目の前に読んだ紙芝居を裏面にしてテーブルに置きます。プログラマーの目の前には読まれる物語に対応の課題に対応した[マップフィールド]が広がります。

上の図のように、マップフィールドの上に、[スタート]と矢印の方向に、[キャラクターカード]を置きます。

 今回のクエストは、キャラクターカードを「START」のマスから「GOAL」のマスまで移動させることでクリアとなります。
 キャラクターカードは、プログラマーが置いた[アクションカード]の並びにしたがって、コンピューターが動かします。
 「進め」のアクションカードは、1枚を並べるごとにキャラクターカードをカードに書かれた指定の数だけ前へ進める命令を出します。
 プログラマーに、「進め」のアクションカードを1枚渡してください。渡したカードを、プログラマーに並べてもらい、「プログラム、実行(じっこう)」と言ってもらいましょう。かけ声をきいたら、 コンピューターがキャラクターカードを1マス前に進めてください。

 「進め」のアクションカードを複数枚並べると、その枚数のマス分だけキャラクターカードは前に進みます。

 適切な種類のカードを、適切な枚数並べて、「START」のマスから「GOAL」のマスまでキャラクターカードを動かせたらクエストは成功です。

 命令を最後まで実行しても「GOAL」のマスにたどりつけない場合は、クエスト失敗となります。

 また、途中でキャラクターカードがマップフィールドの外に出ると、プログラムはエラーとなり、その場合もクエスト失敗となります。
 クエストが失敗した場合でも、キャラクターカードを「START」のマスに戻して、何回でも挑戦することができます。