幼児期~学童期前半における、情報活用能力の土台づくりの現状とは?

プログラミング的思考を含む情報活用能力の土台づくりの状況は、現在どのようになっているのでしょうか?総務省が、未就学児のいる家庭を対象に行った、子どもと情報通信端末の関わらせ方についてのアンケート結果を抜粋して、下の図表にまとめました。

▶アンケートの調査結果はこちら(総務省のサイトにジャンプします)

この結果からは、「過半数の保護者が未就学児に情報通信端末を利用させていて、その理由としては、保護者の手を離れたり、機嫌をとったりすることが主である」という考察が得られます。小学校に進学した後は、端末の操作を覚えることを期待して触れさせる家庭の割合が増えるものの、プログラミング的思考(このアンケートでは「論理的な思考」にあたります)に慣れさせようとする家庭はほぼありません。それは、プログラミング的思考の正しいやり方を教えようとする人が少ないということであり、幼児にとっては、コンピュータの基本的な操作に慣れやすい一方で、プログラミングの考え方は非常に身につけづらい環境であると言えます。Prev≪プログラミングの考え方(プログラミング的思考)とは?Next≫あるエンジニアたちの取り組み―小学校や市との連携授業


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